PERFECTRONが、 ファンレス堅牢コンピューター- PER321A-2Dを発表しました。
RAID 0,1対応, 動作温度(-40~+70°C) & ワイドレンジDC入力(9~24V
産業用組み込み用コンピューターとそのソリューションを提供するPERFECTRONが高性能ファンレス堅牢コンピューター、PER321A-2Dを発表しました。PER321A-2DはIntel® Atom™ Cedar Trail D2550 プロセッサ搭載、DDR3 最大4 GB、2.5” SATA easy swapSSDストレージ×2, ワイドレンジ DC入力(9V~24V)、動作温度(-40 ~ +70°C)に対応しています。 PER321A-2Dは様々な周辺機器と接続できるように設計され、豊富なI/Oインターフェースを装備、省電力、高い放熱性とストレージ容量の柔軟性などの特徴があり、 自動光学装置、産業オートメーション、アクセス制御、データ収集、デジタルサイネージなどに高い信頼性のあるソリューションの提供をしています。
2.5" SATA easy swap ベイx 2
PER321A-2D のSSDストレージ対応の2.5” SATA easy swap x2は、ユーザー自身で容易に交換ができる設計となっています。豊富なI/Oインターフェースと拡張子が装備され、機器背面にはギガビットイーサネット(RJ45コネクタ)x 2、USB2.0ポートx 4、前面にはCOMポート(RS232/422/485対応)x 2, COMポート(RS232対応)x 2, Mini PCIe x 2などで、幅広い分野で利用が可能な汎用性の高いデバイスです。
RAID 0,1によるストレージ容量の柔軟性
PER321A-2D は2.5” easy swappable SSD x 2によって Redundant Array of Independent Disks (RAID) 機能(RAID 0とRAID 1)に対応 しています。2つのストレージを1つに統合したRAID 0 機能によって、最速でのデータの読み込み/書き込み が可能で、2つのストレージをミラーリングするRAID 1機能で、データ保存における最高の信頼性と安全性を発揮します。ユーザーはシステムを常に最新の状態に保つことができ、保存データがきちんと保護されてるかどうかの確認もでき、監視システムやコントロール、輸送機関において最良のバックアップを可能にしています。
先端技術を駆使したヒートパイプによるサーマル・ソリューション
PERFECTRON開発のコンピュータは極端に高い気温下でも高いパフォーマンスと安定性が保てるように設計されています。PER321A-2Dに採用されているヒートパイプは銅製真空(液体-蒸気)ヒートパイプで、一般的なアルミニウム、銅、みかげ石、ダイアモンド(熱伝導率:250W/m•K~1,500 W/m•K)のヒートパイプ素材と比べ、はるかに高く効果的な熱伝導率(5,000 W/m•K ~ 200,000 W/m•K)を実現していています。この最先端技術を用いたサーマル・ソリューションによって、PER321A-2Dは炎天下でもスロットリング無しでスムーズに動作をします。
仕様:
- Intel® Atom™ D2550 Dデュアルコア™ 1.86 GHz 搭載
- DDR3 SO-DIMM (最大4 GB)x 2
- COMポート (RS232 x 4, RS232/422/485 x 2) x 6
- USB 2.0ポートx 6
- Intel® ギガビットイーサネット LAN ポート x 2
- Mini PCIe x 2
- 9V ~24V DC入力対応 (端子台)
- 2.5" SATA Easy Swap / SSD x 2対応
- RAID 0,1 + JBOD, BIG対応